産後の飲み物は、水を中心に毎日2リットルの水分を取るべきと言われています。
これは、普段の生活で必要な1.5リットルに加えて授乳で失われる水分の量です。
授乳が起動にのって、赤ちゃんも成長するにつれて飲む量が増えます。
産後に必要な水分
※生後半年の赤ちゃんが1回の授乳で200mlを飲むとすると、1日5回授乳するだけで1Lもの水分が失われます。
ママも喉が渇くと思うので、飲みたい時には水分を十分に取るようにしてください。
水分が不足すると・・・
水分が不足するとどのようなトラブルが起きてくるのでしょうか?
- お肌の乾燥
- 便秘
- むくみ
上記の3つが現れてきます。
お肌の乾燥と便秘については理解できると思いますが、水分が不足してるのにむくみ?となりますよね。
産後のむくみの原因でも書きましたが、体内の水分が不足すると、なるべく身体に水を溜め込もうとするのでむくんでしまいます。
産後の飲み物
水分を補給するために好きなものをガブガブ飲んで良いわけではありません。授乳中は母乳を通して赤ちゃんに移行する成分もあるのでママが飲む物も注意が必要です。
- カフェインを含むもの
- アルコール
- カテキンを含むもの
カフェインは母乳を通じて赤ちゃんに移行します。
赤ちゃんは身体が小さいので、少量のカフェインでも悪影響をおよぼす可能性があります。
赤ちゃんがカフェインを摂取してしまうと興奮して眠れなくなり不機嫌になったり、情緒不安定になったりします。赤ちゃんにとって良いことはありませんね。
カフェインはコーヒー,紅茶のほかに、栄養ドリンクやコーラにも多く含まれています。
最近はカフェインレスコーヒーで美味しいものも出ていますし、コーラもカフェインレスのものが出ているので上手に利用しましょう
アルコールは絶対NGです。赤ちゃんにとって有害以外のなにものでもありません。
カテキンについてですが、カテキンは葉酸の働きを阻害すると言われています。緑茶に多く含まれています。
また、緑茶はタンニンを含むため飲み過ぎは貧血の原因にもなります。カフェインも含んでいますね。
コーヒーよりも緑茶には注意が必要かもしれません。
- 軟水
- 青汁
- たんぽぽ茶
授乳でのどが渇いた時、硬水よりも日本人の身体に合った軟水を飲む方が良いそうです。しかし、便秘対策にコントレックスなどの硬水を飲みたいと思うママも多いのが現状です。
産後の便秘は運動不足や水分不足、ホルモンバランスの変化から起こりやすく、硬水を飲むよりも乳酸菌や食物繊維を摂った方が解消しやすく、腸への負担も減ります。
便秘にかなり効果があり、飲みやすい青汁として人気なのがフルーツ青汁です。実際に飲んでみましたが、青臭さも苦みも無く、1歳の子供がゴクゴク飲めるほど美味しい青汁で驚きました。
産後は腸内環境を整え、なるべく薬に頼らない生活を送りたいですよね。
産後の飲み物【まとめ】
カフェインを含んでいる飲み物はなるべく避ける。に越したことはありません。
とくに気をつけたいのはコーヒーと緑茶です。
産後は赤ちゃんのためにも良質の水分を取ったほうがいいですからね(^^)
軟水のミネラルウォーターならミルクにも利用でき、便秘対策にもむくみ対策にもなるので良い事づくしです。最近は粉ミルクや離乳食に使えるウォーターサーバーもあるので、お試ししてみると良いと思います。気に入らなかったらすぐ解約すればいいだけですしね。